Bluetoothマウス買った
type Pのスティックポインターにどうしても馴染めないので、緊急時以外はBluetoothマウスを使う事にしました。type Pは一応2つのUSBポートが付いているので、ケーブル付きや(Bluetoothではない)ワイヤレスマウスでも良かったんですが、せっかくBluetooth内蔵にしてあるし、いちいちUSBポートに何か差したり、持ち歩く際に抜いたりするのもわずらわしいということで、Bluetoothマウスにしました。
で、いくつか探してみましたが、Bluetoothマウスはいまだに選択肢がそれほどなく、内容や評判を調べると、候補になるのは価格も5千円〜1万円前後は覚悟しないといけない感じです。持ち歩くことを考慮すると、Microsoft Wireless Notebook Presenter Mouse 8000がいいという結論に。一番の選択理由は、すでに所有していて使い慣れているからです。ただ、これは現在iPhoneの開発マシンとなっているMacBook Airに使用していて、type Pの方に流用することはできません。そこで、Airの方に新しいマウスを買うことにして、再度探していたところ、タイミング良くこのマウスが新発売。2つのプログラマブルボタンと、四方向のスクロール機能が使えるという事で、機能的にはPresenter Mouse 8000と大差ないと判断*1)。ホイールがタッチ式というのも使ってみたかったし :-)。何よりMac専用として販売されているので、トラブルも少ないだろうと思い、購入しました*2。
購入はヨドバシカメラのネット通販(yodobashi.com)で。購入しようと思った時点では、ネット通販で商品ページを用意していたのはSofmapだけ*3でしたが、ヨドバシのポイントが溜まっているので、ヨドバシの商品リクエストサービスを使って、リクエストしてみました。週末だったからか、2日ほど返答無し。その間にAmazonや他の通販サイトも探してみましたが、Sofmapしかなく、結局、日曜日の夜中にヨドバシで検索したところ、商品ページができていました。ターガスの一連のMac向け新製品が、すべて受注可能になっていました。すかさず予約。翌日、リクエストサービスの返信が来ていましたが、こちらが返信を見た時点では、予約終了になってました 8O。現在、商品ページもありません(他の新製品はあります)。う〜ん。あいかわらずリクエストサービスは役に立たないなぁ*4。
注文した際の商品ページには、2月中旬発売と書いてあった*5ので、もう少しかかるのかなと思っていましたが、意外と早く届きました*6。
前置きが長くなりましたが、早速開梱。Presenter Mouse 8000と比べると大きい。これは事前にわかっていたことで、また外出時に携帯する予定も無いので問題なし。Presenter Mouse 8000が自分の手には小さめだったので、こちらの方がちょうどいい感じ。
ボタンのクリック感は少し軽め。もう少し確実にクリックした感じがある方が好みかな。
ここで1つ問題発見。側面にあるプログラマブルボタンの位置が少し前方によりすぎている。2つのボタンが横並びに連結されて付いているのだけれど、マウスを操作しようとして自然に手を置くと、2つの内の前方側のボタンには親指が届かない*7。前方側のボタンを使うためには、てのひらを浮かせ、手ごと少し前に移動させる必要があります。手が大きい人(親指だけでも長ければよいかも)なら届くかもしれませんが*8。ちなみに、私の手の大きさは、目一杯広げた状態で親指から小指の先端同士の距離が約20cm。小さくは無いと思うんですが。欧米人基準なのかしら。
本体の他には、付属品として、乾電池(単三×2本)と英文のマニュアル。ドライバーも日本語のマニュアルも入っていません。英語以外の製品マニュアルとドライバーはネットからと書いてあるので、サイトを覗いてみるけれど*9、ドライバーはありましたが、マニュアルはスペックシートのみ。まあ、ヨドバシの商品ページにある通り、2月中旬発売だとしたら、まだサイト側の用意ができていないのかと判断し、まずはドライバーのインストールだろうと、インストールしつつ英文のマニュアルを開く。あれ? ああ、基本機能は標準のBluetoothマウスとして使えるみたいです。もうドライバーインストールしちゃったけど、まあいいか。ドライバーはプログラマブルボタンの方にしか影響しないみたいですね。とりあえず、Bluetooth設定アシスタントでマウスとしてペアリング。AMB08APに電池*10を入れ、底部の電源スイッチをオン。ほどなくアシスタント上にAMB08APが現れ、続いてペアリング処理。難なく使用可能になりました。
うわ、カーソルが速い。さすがに分解能1200dpi。でも、Airの画面解像度では動きが大きすぎるので、遅くしました :-)。おそらく目玉機能と思われるタッチセンサー式のスクロールホイール*11は、けっこう使いやすいです。ただ、うっかり横スクロールしてしまうことも何度かあったので、少し慣れが必要なのかも。ちなみに、センサー上で勢いよく指を滑らせてそのまま指を離す(iPhoneとかiPod touchで言うフリックの様な感じ)と、惰性でそのままスクロール処理が継続されます。これは快適ですね。
さて、プログラマブルボタンですが、デフォルトで、Safariの進む・戻るが割り当てられていました。これを変更するには、環境設定から「Targus」を呼び出します。いくつかの設定済みの動作の他、任意のキー入力や、AppleScriptの実行まで呼び出しが可能なので、一通りの事はできる様です。ただ、使用中のアプリケーションごとに呼び出す機能を切り替えることはできない様なので、少々物足りない感じです*12。ドライバー側の多機能さを求めるなら、Microsoftのマウス(専用ドライバーのIntelliPointが利用できる)の方が幸せになれるでしょう。
結論として、AMB08APは、可もなく不可もなく…ではなく、可もあるけど不可もある(一長一短)という感じです。専用ドライバーの機能が寂しい所と、(私の手には)プログラマブルボタンの1つが使いづらい位置にある所が短所。それ以外は、いい感じです。マウスカーソルがカクカクするような事も無いし、Apple純正のApple Wireless Keyboardとの干渉もない様です。
プログラマブルボタンはともかくとして、ドライバーの方はバージョンアップで機能追加(アプリケーションごとに呼び出す機能を切り替える様な機能)をしてほしいなぁ。
あ、Presenter Mouse 8000の方も、無事にtype Pに使えましたよ。IntelliPoint 6.3が、スティックポインターのドライバー(AlpsPoint)とぶつからないかが心配でしたが*13、今のところ問題ないみたいです。
--- --- 脚注 --- -- -- -- -- -- -- - - - - - - - - -- もともと、Presenter Mouse 8000のプレゼンテーション機能は使っていないので、付いていなくても構わなかったというのもあります :- [↩]
- Presenter Mouse 8000も、Microsoftが正式にMacで使えると謳っているし、トラブル無しに使ってきましたが [↩]
- 親会社のビックカメラも検索でひっかかったけど、この時点ではそのURLは無効になっていました。有効になったのは、ヨドバシとだいたい同じ頃だった感じ [↩]
- 気軽に尋ねられるのはいいですけどね [↩]
- Sofmapの方には、1月末発売と書いてあったので、そちらの方が正しかったのかな [↩]
- この記事書く時に、Amazonでも検索してみたところ、商品ページを発見。ヨドバシでの注文時には無かったんですけどね。で、値段はAmazonの方が圧倒的に安かった事にショックを受けていたりします とはいえ、Amazonの方は在庫無しで注文もできない状態なんですが。だから、早く届いたことで自分を納得させることにしました [↩]
- もちろん、他の指でも届かない [↩]
- なお、プログラマブルボタンは左側面にしかありませんので、左手で使う場合には小指で操作することになります。でも、力は必要だけれど、位置的には小指の方がちょうどいいかも [↩]
- 記載されていたURLはターガスの香港のサイトだったので、日本のサイトも覗いてみたけれど、結果は同じでした [↩]
- 付属の電池は開封せず、充電済みのエネループを使用 [↩]
- すでに“ホイール”ではないですねぇ [↩]
- AppleScriptを呼び出す場合は、スクリプト側で色々調べて処理分岐とかできるとは思いますが、ドライバー側で対処してくれた方が、様々な点でオーバーヘッドが少なくてすむはず [↩]
- ぶつかった場合は、IntelliPointの導入をあきらめればいいだけですけど。基本的なマウス機能は使えるはずなので。 [↩]
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