iPod shuffle新型! さっそくVoiceOver…でも、バグ?
しばらく更新できなかったこのブログですが、ネタがなかったわけじゃないんです。前に書いたROBO-Qが届いたり、UPのファームウエアバージョンアップなど、色々書きたかったのですけど、仕事の締め切りとか確定申告とかが立て込んでいてなかなか時間が取れませんでした。その確定申告は、初めて電子申告というのをやってみたので、それについて書こうかとも思っていましたが(そのために、ソニーのRC-S330というICカードリーダーを買ったので、それもついでに書こうかと)、確定申告が終わって一息ついたところでたまたまヨドバシ・ドット・コムを覗いたら、iPod shuffleの新型ブラックが「在庫あり 24時間以内出荷」状態で、ポイントも1万ちょっとたまっていたので、うっかりポチってしまいました*1。MacBook Airの外観に合わせてシルバーという選択肢もあったわけですが、ブラックの方が色が好みということでブラックを。
24時間以内出荷と言うことで、翌々日に到着。
shuffleは初代以来なので、パッケージの小ささに驚く*2。
で、実際に開梱して、本体の小ささにさらに驚く。もちろん、そのサイズ目当てに買ったわけですが。クリップがもう少し厚手の物に対応したら、ネクタイピンとしても使えそうなサイズですね 🙂
あまりにも小さすぎて、うっかり落としたりするとすぐにどこかに無くしてしまいそうなので、とりあえずクリップ部のスリットにストラップをつけておきました。まあ、見せるほどの物ではないので(あくまでも暫定的につけただけですし)写真は割愛。でも、iPodシリーズでストラップホール*3があるのは、もしかしてこのモデルだけ?
本体は堪能したので、セットアップにかかります。母艦はMacBook Airにしてみました。iTunesは、ソフトウェア・アップデートで8.1になっているので、早速つなぎます。第2世代shuffleはUSB Dockが付いてきた様ですが、新型はケーブルです。純正アクセサリとして別売りされているApple iPod shuffle USBケーブルの短い方*4です。
接続の結果、問題なく認識(当たり前)。ユーザー登録を完了して同期準備OKになると、新型shuffleのウリであるVoiceOver機能を実現するためのソフトウエア・キットのインストールが始まります*5。これも問題なくインストール完了。メモリ容量が4GBなので、ライブラリ全部ではなく、プレイリストを選択して同期することに。
いくつかのプレイリストを選択して同期開始。順調に処理が進んでいきます。
…と思っていたら、いきなりiTunesが強制終了しました。なんか嫌な気分になりながら、もう一度iTunesを起動、同期開始。やはり途中で落ちる。
うーんと思いながら、OS再起動、もう一度同期。やはり落ちる。なんでだよー
気を取り直して、もう一度同期*6。今度は、プレイリストを1つだけ同期してみる。うまく同期完了。次のプレイリストも同期対象に追加して試す。これを繰り返して、特定のプレイリストで落ちることが判明。でも、他のiPodに同期しても大丈夫なのに、shuffleだけダメというのも変だと思い、VoiceOverを無効にしてから同期。今度はうまくいく! うーん、でも、VoiceOver機能が使えなかったら、小さいMP3プレイヤーに過ぎないものなぁ(デザインはイイと思うけど)。
で、またVoiceOver機能を有効に戻して同期*7。やはり落ちる。プレイリストの曲を削除して再同期中、いつ落ちるのか心配で転送している曲名を見ていると*8、特定の曲で落ちるみたいで、その曲を特定することに。おぼろげな記憶*9から、怪しげな曲の名前にアポストロフィーが付いている様な気がしたため*10、プレイリスト中のアポストロフィーを検索し、合致した曲のチェックマークを外し、「チェックマークのある曲だけを同期」を有効にして同期、成功。
後は、数曲ずつチェックを付けて追加していき、落ちる曲を特定しました。曲名に1つ、アーティスト名に2つのアポストロフィーが。曲名側のアポストロフィーは、その直前がアルファベットなのに、直後が「〜」という日本語の記号。こりゃあやしい。一方、アーティスト名の方は、アルファベットのAを挟んで両側にアルファベットのみ(前側4文字、後ろ側6文字。どちらもスペースは入っていない。正直、どちらも怪しいなぁ。試しにすべてのアポストロフィーをスペースに変えてテスト。同期成功。じゃあと、曲名を元に戻して試す。意に反して落ちず。ではと、アーティスト名を戻すと落ちる。原因箇所特定。
ここで面倒になってこれ以上の原因追及はやめました。日本語の(つまり、日本語の記号の方に含まれる)アポストロフィーに置き換えて試してみたら、同期に成功したので。
追求できたのは、原因がVoiceOverにあること。アポストロフィーが関係していること。単語内に単独で現れても問題は発生しないこと。アポストロフィーがアルファベットの時にだけ発生する(日本語のアポストロフィー記号では発生しない)こと。このくらいでしょうか。2つある場合、その他にどれくらいの条件が必要なのか*11はわかりませんが、とりあえず同期が安心してできるようになったので、VoiceOver機能を試してみたくなったのです。
(続く :))
- “(ボタンをクリックして)買った”という意味。年代によっては注釈を入れておかないとわからないみたい。特に衝動買いの事をさす場合も [↩]
- 先代のshuffleも、店頭展示のパッケージを見て小さいなあとは思っていましたが、ショーケースに入った状態だったので手に取ることができなかったため、実感が伴わなかったんですねぇ [↩]
- アップルとしてはストラップホールのつもりではないのかもしれないけど [↩]
- この商品は長短2本のセットで、長さ45mmと1mのセットになっている。この数値はApple Store記載のもの。プラグ部分は長さに含まれていない模様 [↩]
- インストールウインドウがが現れない場合は、VoiceOver機能を使うように設定していないからだと思われるので、概要タブでVoiceOverを有効にすれば現れるはず [↩]
- せっかく買ったのに、同期できなければただのオブジェだ。USBメモリとして使うという逃げもあるけど [↩]
- ちなみに、VoiceOver機能を無効にして同期した後、有効にして再同期すると、ちゃんとVoiceOver用の音声が作られて、その音声データのみまとめて転送される [↩]
- 上の通り、VoiceOverを有効に戻したときは、VoiceOverデータだけまとめて転送されるので、どの曲で落ちるのかはわからない。そのため、一旦プレイリスト丸ごと削除した [↩]
- 一瞬しか見ていないため [↩]
- ぱっと見で、それが特徴的だったと感じただけです。プログラマーの直感? [↩]
- アルファベットのみの場合だけなのか、日本語が含まれていても発生するのか。アポストロフィーに囲まれた文字数や文字自体が関係するのか。日本語以外のVoiceOver用対象言語を選んでも発生するのかetc.。ちなみに、このあと一旦VoiceOver機能を試したくなって、shuffleを触った(試聴した)あと、どうせならとWindowsでも試してみました。結果としては、まったく同じ。その曲だけでiTunesが強制終了。日本語のアポストロフィーに変えたら同期成功 [↩]
2 個のコメント
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すごい検証作業に感心。
大変でしたね。次はインプレッション、楽しみにしています。
まあ、せっかく入手したのに使えないのは悔しいですから