iRukamo公開です
簡単に説明しますと、iPhone/iPod touchでお化けを探そう*2というものです。お化けがいる可能性が高いとわかったら、そこでカメラ機能で(iPhoneのみ)パチリ。心霊写真が撮れるかも 🙂*3
そのほか、護符(お守り)を格好良く*4表示する機能があります。こちらは、あらかじめ収録されている複数の護符の模様と背景の中から、好みの組み合わせを登録しておいて、メイン画面からワンタッチで呼び出します。護符の模様と背景は、自作したものの登録も可能です。
ご家族・友人との旅行や、肝試しのお供にぜひどうぞ。
以下、近況というか愚痴
さて、前作TohMeganeから結構間が開いてしまったわけですが、まあ理由は色々とあります。
一つは、iPhone OS 3.0の登場。開発環境や実機の移行のタイミングがなかなかつかめなかった(踏ん切りが付かなかった)んです*5。何にせよ、実機を一度3.0にしたら2.xに戻せないというのは凄く痛い*6。このおかげでTohMeganeの3.0での動作確認が遅れてしまいました*7。
また、3.0の絡みで、カメラアプリがのきなみリジェクトされていたらしいという話を聞いたのも一因。現バージョンのiRukamoもカメラ機能を使っていますが、開発当初は*8、スキャンディスプレイ領域(上図中の大きな☆の辺り)には常にカメラのプレビュー映像が流れっぱなしという仕様でした。また、撮影直後の撮り直しを尋ねるステップは省略して、撮影したらすぐに調査と現像のプロセス*9を行うようにしていました*10。この辺りは、とりあえず7月の20日前後に公開したかったので審査期間が(通るにせよ一旦リジェクトされるにせよ)長引く可能性のある要素は控えておこうと、こすい考えで標準APIのみで作りました。今後、標準APIで対応できるようになったら復活させようかなと考えています。
もう一つの理由は、自分のiPhoneを水没させてしまったこと
水没から引き上げてしばらくするとスクリーンが明滅を繰り返す様になり、電源をオフにしても勝手にオンになり…*11
最終的には、すぐに引き上げたおかげか、CapsuleNeoのおかげか、水は少ししか入らなかったみたいで、明滅が終了した後は*12普通に使えるようになったんですが、狙い撃ちしたようにカメラだけ壊れてました 😡
現在は水没交換は2万円程度で済むようになりましたが、私が水没させたのは3月の中旬でまだ高価な時期でした。カメラ以外の機能は無事と言うこともあって、とりあえず開発はカメラ機能以外の部分で進めていたわけです。おかげで、パソコンとのファイルのやりとりを行うための簡易HTTPサーバー*13とかのユーティリティコードを作りこむ時間も出来たわけですが。
水没に関しては、某オークションで中古を比較的安価に入手できたので、今はiPhone 3Gの2台(内1台はカメラ故障)体制*14で開発しています。
--- --- 脚注 --- -- -- -- -- -- -- - - - - - - - - -- 使っているOSの機能は、2.2.1でも利用可能なものがほとんどで、ソースコードも2.2.1と3.0の両方で動くようには書いてあるけど、実機を3.0にアップデートしてしまったために、2.2.1での動作確認ができなくなった。開発当初は2.2.1だったので、その時点での動作確認はできているけれど、その後に色々調整した部分があるので、実機確認せずに出すのは怖くて 🙁 [↩]
- もちろん、元ネタはこれ。iPhone OSの仕様上、iRukamo起動中しか探索が行えないのが難だけど。また、今回は時間がなかったので音声には非対応 😛 [↩]
- ぶっちゃけて言うと、アプリで合成しているので撮れます。ただし、合成する際に、一部の合成画像(合成元画像によって合成処理が異なる)は合成先(撮影した写真画像)の暗い部分にしか描画されないので、合成処理を行ったのにどこにも描画されない場合も。また、演出として合成処理自体を行わない場合もある [↩]
- 格好良いと感じるかどうかは個人差があります 😛 [↩]
- それは、今の3.1も同じ状況。NDAなので詳しく書けないけど [↩]
- かといって、牢破りも嫌。完全に元に戻せるのかも不安だし [↩]
- まあ、自業自得 🙁 [↩]
- 開発当初というか、登録直前までと言った方が正しいかも [↩]
- つまり、心霊画像の合成 [↩]
- つまり、撮影ボタンを押すとすぐに画面が真っ白になり、合成後の画像が徐々に顕れるという、インスタントカメラをイメージした演出になっていた [↩]
- バッテリを外せないのはこういう時にイタい。念のためSIMだけは抜いておいたけど [↩]
- 怖くて3日くらい電源入れられませんでしたが [↩]
- ベースにしたのはErica本中のHTTPサーバーのサンプルコード。サンプルコードでは、デバイスからのダウンロードしかできなかったので、アップロード出来るように改造した上、再利用がしやすいようにクラスを作り直した [↩]
- 実際には、2.2.1のままの初代iPod touchもあります [↩]
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