あずきとぎ ぶろぐ

もう一昨日の話になってしまいましたが^*1、22日は日食の日でした。もちろん、皆既日食を見に行くなんてできませんでしたけれど、せっかくの天体ショーなので、せめて部分日食を撮影したいなぁと、事前に準備を整えてありました。

でも、東京都大田区では、前夜から雨がしとしとザーザー。夜明け前には雨はあがりましたが、朝、空を見上げて見ても、どんよりと一面の雲。

ビデオで欠け始めから欠け終わりまで撮りつつ、デジタルカメラで最大食辺りを撮影とか考えていたのですが、ビデオは早々に諦めました 🙁^*2

それでも、雨自体はあがっているのだから、食が進んだ辺りで雲間からでもと、NHKの日食特別番組を見つつ、横目で空の様子を窺っていました^*3。
最大食辺りのタイミングで実際に外に出て空を確認するも、雲間どころか、雲が厚くなった感じ^*4で、室内に引き上げ、テレビ :(。

正午を過ぎて、東京でも食が終わりに近づいた辺りで、ちょっと表が明るくなった感じがしたので外に出てみる。なんと、頭上に光の圧力を感じたので、見上げてみると、太陽の周囲の雲が少し薄くなっている。
慌ててカメラを構えたけど、ファインダーは真っ黒。もちろん、キャップは外してあります。雲が掛かっているため光量が落ちているせいで、フィルターが濃すぎる模様。付けていたフィルターはFUJIFILMのND 3.0（他社のND400相当とのこと）とND 1.0だったので、ND 3.0のみにしてみると、ファインダーに太陽が現れました、
すかさずパチリ。150mm程度のレンズ（フォーサーズなので35mm換算で300mm）だったので、それほど大きくは撮れませんでしたが、手ぶれ補正を信じて手持ち撮影です。
その時の結果がこれ（トリミング＆縮小済み。元画像は3200×2400）。

続けて何枚か撮りましたが、カメラの設定は変えていないのに、この様な状態にも。

うーん、この日のために色々準備していたのに、ほとんど無駄になったなぁ…
ND 3.0一枚で済むんだったら、買わなくても手持ちのND400で間にあったのに 😡
ビデオとカメラ、両方で撮ろうと考えたのがちょっと遅めだったために、フィルター買うのには苦労しました。もう、通販では売り切れがほとんどで、納期問い合わせても日食には間に合わない。かといって、日食用に最近出た某フィルターは高すぎて（その上、これも割と品薄）。色々探して、結局はヨドバシ・ドット・コムの店舗在庫で、時々在庫状況に変化があることを発見。数日掛けて自分の行動範囲にある店舗^*5に入荷されるのを待っていたらND 3.0がAkibaに入ってきました。すぐに注文。秋葉原に出る用事がなかったので、上野に出る用事を作り^*6、帰りに寄って買ってきました。実際にでかけるまでに数日あったので、その間にND 1.0もAkiba店舗在庫で注文して、一緒に買ってきましたよ。2枚合わせて6000円超えてる orz

まあ、まったく撮れなかったわけでもないし、フィルターの効き具合も多少は体感できたので完全に無駄とは思っていません^*7。

--- --- 脚注 --- -- -- -- -- -- -- - - - - - - - - -

1. なんで当日書かなかったのかと言うと、22日は、夕方からmosa entranceに参加していたから。 [↩]
2. 始めから終わりまでと言っても、自動で太陽を追いかける様な装置は持っていないので、最大食前後だけ10分ほど連続で撮って、残りの部分は10分程度の間隔で20秒程度ずつ間欠的に撮ろうかなとか考えていた [↩]
3. 昼と夜にあった特別番組は、どちらも録画してある [↩]
4. 部分食とは言え、雲の上で多少は日差しが弱まったのかも。そのせいで暗くなったのを雲が厚くなったと感じた？ [↩]
5. 店舗在庫にあるものをヨドバシ・ドット・コムで注文すると、配送はしてもらえないが、取り置きしてもらえる [↩]
6. 東京国立博物館で伊勢神宮の特別展が始まるタイミングだったので、見てきた。どうせ行くつもりだったので [↩]
7. そうとでも思わないと [↩]

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