新アプリBulbShooterとSeeThrough Glass公開
新アプリ2つ、App Storeにて同時にReady for Saleです*1。
なお、下の説明を読んでいただくとわかると思いますが、両アプリとも、複数回の撮影を行い、その複数の画像を加工することで機能を実現しています。撮影時は、複数回の撮影画像間でブレがあると、極端に画質が低下してしまいます。このため、本アプリでの撮影時には、iPhoneを、iPhoneに対応した固定具で三脚等に固定していただけると、その性能が引き出せます*2。
BulbShooterは、指定時間中、多重露光を高速に繰り返し行うことで、擬似的なバルブ撮影(長時間露光)を行うカメラアプリです。撮影した画像は320×426の画像として、カメラロールに保存されます。設定画面で、露光時の処理方式を、明るさ比較と平均化の2種類から選択できます。
明るさ比較(平均化OFF)の場合、撮影した全ての画像で、それぞれ同じ位置の画素の明るさ*3を比較し、一番明るい色を用いる様にします。この結果、撮影中、動いている物体が撮影範囲に入った場合、背景よりも明るければ、最終的な撮影画像に残ります。
平均化の場合、撮影した全ての画像の、それぞれの同じ位置の画素値の平均を取ります。動いている物体が撮影範囲にとどまっている時間が短ければ、最終的な撮影画像から除かれます。
SeeThrough Glassは、BulbShooterの平均化撮影機能をさらに高速化し、リアルタイムで画面上に結果画像を連続描画するものです。
画面上部には、常にカメラからのスルー映像が表示され、上図の「Monitoring Area」の範囲に結果画像が描画されます。
設定画面で、どれくらいの撮影コマ数を元に処理を行うのかを設定できます。
SeeThrough Glassは、リアルタイム描画のみしか搭載していません。処理結果の映像は、静止画としても動画としても保存する様な機能は搭載していません。
App Storeリンク | BulbShooter | SeeThrough Glass |
解説ページリンク | BulbShooter | SeeThrough Glass |
- 本当は3つ同時に新アプリを提出したのだけれど、なぜかレビュー中のまま止まっている 🙁 [↩]
- そのブレがまた味があるとも言えるけど…… [↩]
- 実際には、処理速度の兼ね合いで、明るさではなくRGB値の大きさだけで処理 [↩]
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