スマートペットがようやく届いたよ
スマートペット（黒モデル）
知っている人は知っていると思いますが、この製品は無料の専用アプリのsmartpetとトイロボットであるスマートペット本体で組み合わせて遊ぶ、バーチャルペットです。
アプリはiPhone（3GS以降）及びiPod touch（4th）で動作し、ロボットボディから出ているケーブルをiOSデバイスのヘッドホンジャックに繋ぐ事で、ボディをコントロールします*1。iOSデバイスはボディの頭部にセットし*2、アプリ画面に顔が表示されます。
アプリでできる事は、簡単に言うと育成ゲームです。アプリの初回起動時に設定を済ますと、放って置いても（アプリを終了しても）、次回起動時にペットのステータスが変化しています。ペットの様子を見ながら、食べ物を与えたり、手入れをしたり、構ってやることで、飼い主（プレイヤー）への反応がかわってきます。個人の好みはあるかと思いますが、ゲームバランスは適度で面白いと思います。アイテムがなかなか増えてくれませんが、それは頑張って育ててやるしかありません。
で、実のところ、スマートペットのシステムとしては無料のアプリがあるだけでほとんど使用できます。課金アイテムとかがあるわけでもなく、ずっと無料で遊べます。じゃあボディがなくてもいいか、というと、そうでもありません。アプリのゲーム画面は、バーチャルペットの顔のみです（鼻を長押しするとメニュー画面に切り替わります）。表情は刻々変わりますが、体は表示されません。これが、ボディに繋ぐと、動き回ったり顔を動かしたりするので、一気に親近感がアップします。物理的な（触れることのできる）体があるのは、存在感が違いますね。
褒めまくっていますが、気になる点がないわけではありません。やはりというか仕方ないというか、動くときの音はちょっと耳障りです。ただし、本製品がとりわけうるさいわけでは無く、モーターを使っているロボットでは、現状どんな製品でも鳴る様なレベルですけど。ボディを繋ぐと、ミュージックプレーヤー機能（iOSデバイスのiPod領域の音楽の再生機能）もアプリに追加されるのですが、正直なところ、ボディが動いていると音楽を聴くのは無理です。これは開発側もわかっているのか、再生中に体を動かすかどうかを切り替えられるようになってます 
。
ボディは「歩行ポーズ」と「お座りポーズ」の2種類の動作モードがあるのですが、切り替えは手動でボディの前足と頭部を所定の状態に持っていく必要があります。頭部はスムーズに動かす事ができる*3のですが、前足の方が硬い。というかどこまで力を入れていいのか説明書の文章では判断がつかず、おっかなびっくり力を入れていき、何とかモード変更できる様になりました（お座りポーズの頭部の位置だと、前足を所定の位置にしないと首を振ったときに前足にぶつかるんですね）。これは、頭部の様にロック解除ボタンが欲しかったです。
ヘッドホンジャックに繋ぐ音声ケーブルのプラグ部のカバーが付属しているのですが、備え付けのプラグに被せるカバーなのに、緩い。そして小さなパーツなので、うっかり無くしやすそう。これはプラグ部に付けるのでは無く、デバイス装着部側に嵌めこむ様にした方が良かったと思います。まあ、カバーは使わなくても動作に支障は無いみたいですけど。
ともあれ、気になる点は些細なレベルです。毎日の暇つぶしにはよく考えられた製品だと思いました。なお、電源がアルカリ乾電池単三×３ですが、ペットへの接し方でずいぶんと保ちようが違うみたいです。あまり芸（踊りながら歌を歌わせる機能があります）を連続してやらせると30分〜90分くらいしか保たないとか、説明書にあります。一方で、ペットの自由を優先する様な接し方だと、20日くらい保つようです。一応、アルカリ乾電池専用と書かれていますので、他の電池は使わない方がよいのでしょう。私はeneloopを入れてますが。
写真にとどめた想い出を語るためのアプリ [自己PR] |
- ヘッドホンジャックが塞がるので、iOSデバイスからの音声はボディ側のスピーカーからの出力になる。ボディの電源がオフの時は無音になってしまう [↩]
- 付属のケースを使って装着する。嬉しいことに、純正バンパーと同程度のサイズのカバーを使っているなら、そのまま装着できる可能性大 [↩]
- ただし、お座りポーズにする場合は背中のロック解除ボタンを操作する必要あり [↩]
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