3月
25
2009

iPod shuffle使用感

iPod shuffle

iPod shuffle

また更新できずに時間が経ってしまいましたorz*1

さて、先日届いたshuffleですが、外出先で使ってみました。といっても、普通に聴いている分には以前のshuffleと変わらないわけです。さらに言ってしまえば、聴いている間は、操作しない限り、ほかのiPodやMP3プレーヤーと変わらないわけで。ただし、小さく軽いので、本体を意識することは全くありません。何かの拍子に視界に入ったときに、ああここから音が出てるんだなと感じるくらいで、その点は至極快適です。

それでは、いざ何か操作しようとした時のことですが、最初は多少戸惑うかも。今回のshuffleには本体の操作ボタンと言えるものは、電源オフと順次再生とシャッフル再生の3つのモードを切り替えるスライドスイッチしかありません。操作は添付の専用イヤホンに付いているリモコンから行うわけですが、ボタンが3つしかありません。
通常のクリックでは音量の上下と再生/停止の機能が割り振られています。曲送りや曲戻しはどうやるのかは、多分説明書を読まないとわからないでしょう*2。ダブルクリックで曲送り、トリプルクリックで曲戻しです。さらに、早送り再生などは、ダブルクリックやトリプルクリックの最後のクリック時にボタンを押したままにします。ウリであるVoiceOverによるタイトルとアーティストの読み上げは、再生/停止ボタンの長押し。shuffleでは今回初搭載となるプレイリストの切り替えは、VoiceOverの読み上げが終わるまでボタンを押したままにすることで、プレイリスト名の読み上げが始まり、選択するという手順をとります。長いタイトルやアーティスト名の曲を聴いている最中にプレイリスト切り替えを行おうとすると、長いこと押し続けなければなりません 🙂

位置的に目で見ずに使うのが前提になっているので、あまりボタン数が多くても使いづらいという事だろうと思いますが、ちょっとスマートさに欠ける感じ。

とは言うものの、このリモコンが無ければ、shuffleは一切操作できませんから、使うしかありません。実際、直感的ではないだけで、憶えにくいということでも、(それほど)操作しづらいというわけでもありませんし、聴いている間は操作する必要もないので、あとはこのイヤホンで満足できるのか、という辺りですか。問題は。

そう、満足できないんですね。それほど高級な耳を持っているわけではないので、音質がどうのこうのではありません。でも、私が普段使いにするMP3プレーヤーの使用条件として、「携帯電話の着信を逃さない」「音漏れは最低限」の2点は譲れません。この2点と、プレーヤー本体はしまっておいてリモコンで操作したいという追加注文が満たされれば、音質にはそれほどこだわりません。

そんなわけで、普段使いのプレイヤーは、こういう状態です。
プレーヤー本体にJabra BT325s*3とノイズキャンセリングヘッドホンを数珠つなぎ。さらに本体にリモコン直結で使っています。

JabraのBT325sというのは良くできたアクセサリで、プレーヤーとはケーブルで接続し、携帯電話とはBluetoothで接続します。以前はプレーヤーもBluetoothで接続して音楽聴いていた時期もあったのですが、音はクリアーに聞こえるものの、屋外で移動している最中に、やたらと接続が切れるもので*4ストレスがたまってしまって。BT325sならば、ワイヤードなのでそういう心配はなし。マイク内蔵で、携帯電話に着信があれば、ワンアクションで出ることができます(音は携帯電話の方に切り替わる)*5

話が脱線しましたが、私が普段使っているiPodはnanoです。初代を買ってずーっと使ってきて、現在はこの間でた新型を使っています*6)。
リモコンは純正のApple iPod Radio Remoteです。これのイヤホンジャックは空けたままにして、リモコン機能だけ使用しています*7。ノイズキャンセリングヘッドホンはソニーのMDR-NC22Bです。

まあ、ここまでゴテゴテつけるのもどうかとは思いますが*8、1つですべてを満たすものが見当たらないのでそれは仕方ないとして、いずれにしてもshuffleでは一切利用できません。nanoのようにiPod Dockポートは無いし、リモコンはイヤホンジャックに繋ぐ必要があります。使用中の操作は一切行わないことにして、再生開始だけ何とかするという手も使えませんでした。(電源スイッチで)電源を入れることで再生開始してくれるとか、イヤホンのリモコンで再生開始してから、イヤホンを自分のお気に入りのものに差し替えるとかできたら、音量調整や曲送りとかはとりあえずあきらめることもできないではないのですが、どちらもダメ。イヤホン抜くと再生が止まるんですよorz2009/03/28訂正 勘違いだったのか、ファームアップデートで変わったのか、電源を入れることで再生開始することを、本記事を公開した後に確認しました。リモコンで一時停止にして、電源を切らずに差し替えると停止したままになるけれど、電源を入れ直すことで再生が再開します。再生したまま差し替えた場合は、そのままで再生が再開します。というわけで、再生停止(電源オフ)と再生開始(電源オン)は本体だけでコントロールできますね。音量の変更と、曲やプレイリストの切り替えはできませんが。これらは、リモコンで好みの状態にしておいて、イヤホンを差し替えるしかありません。音量に関しては、ボリューム付きのイヤホンケーブル辺りでなんとかなりそうではありますが…)

リモコンがついたイヤホンケーブルみたいなのが出れば、状況は一気に解決なのですが、まだ無い様ですね(海外ではサードパーティから出る様ですが)。

そんなわけで、基本的に普段使いは今後もnanoのつもりです。でも、常時携帯してもまったく気にならない重さ・大きさという事で、いざと言うとき*9の予備機として持ち歩こうかと思います。

そうそう。肝心のVoiceOverですが、頑張っているとは思いますが、読みが判定できなかった単語の場合、非常に聞きづらいです。というのは、抑揚が無く、適切な息継ぎ(短い無音)も入れずに読み続けるんです。固有名詞とかの読み間違いは、ある程度仕方ないわけですが、それでも息継ぎを適当に入れてくれれば、格段に聞き取り易くなると思いました。どうせなら、iTunes上で発音が編集できるとかならいいのに。せめて、Mac OS XのユニバーサルアクセスにあるVoiceOverユーティリティくらいの環境設定が行えないかなぁ。



--- --- 脚注 --- -- -- -- -- -- -- - - - - - - - - -
  1. その間にファームのアップデートが来たorz でも、更新してみたけどどこが変わったのかわからず。マイナーバグフィックスってなんなんだよー。この前書いたあれかな? 今度確かめてみよう []
  2. もっとも、2代目iPod touch用とかにApple Earphones with Remote and MicやApple In-Ear Earphones with Remote and Micを購入した人は、基本は同じですのでわかると思いますが []
  3. プレーヤーはケーブルで、携帯電話にはBluetoothで接続できるBluetoothヘッドセット(マイクのみ内蔵。ヘッドホンは自分で用意する) []
  4. たぶん、様々な外来ノイズのせい。特定の場所で頻発する傾向があったので。ただし、携帯電話の待ち受けとプレーヤーとの接続を同時に行っているので、その辺りのネゴシエーションで問題が起きている可能性もないではないです []
  5. 携帯電話とかiPhoneで音楽聴けば、こんな苦労はいらないんですけどね。でも、いざというときにバッテリ切れとか嫌なので、昔から音楽プレーヤーはスタンドアローン使用です []
  6. 初代nanoは某バッテリ問題の対象型番機でした :P。でも、新型出た頃は、まだ受付が混んでいるらしい時期だったので、さっくりと新型に移行だけして、初代はしばらく放置。落ち着いた頃に連絡して、6日間くらいで新品になって戻ってきました : []
  7. Apple iPod Radio RemoteはDockポートに、Jabra BT325sはnanoのイヤホンジャックに接続 []
  8. UrbantoolのBasicHolsterという変わったポーチというか小物入れバッグにあらかじめケーブルをセッティングしてあるので、実際に使う時はBT325sからのイヤホンプラグとリモコンのDockプラグをnanoに繋ぐだけで済みます []
  9. バッテリ切れなど。nanoは電源が切れているかどうかがぱっと見で判断しづらく、気がつくとバッテリ切れという事がよくあるので []
--- --- --- --- --- -- -- -- -- -- -- - - - - - - - - -
このエントリーをはてなブックマークに追加
はてなブックマーク - iPod shuffle使用感
Facebook にシェア
[`google_buzz` not found]
[`livedoor` not found]
[`friendfeed` not found]
[`yahoo` not found]

コメント無し

Comments are closed.

RSS feed for comments on this post.


Powered by WordPress. Theme: TheBuckmaker. Darlehen, Internet Technik