UP300xで行こう(TMPGEnc MovieStyle導入)
UP300xですが、手持ちの動画を効率よく管理するためには、動画をあらかじめWindows Media Video形式に変換しておくのが、UPに転送するにも、HDDに保存しておくにも楽だという結論に達しました。で、色々調べてたどり着いた先がMobileHackerz様*1。この手のガジェットなら、手を出していないはずがないですよね。ああ、しかも発売前の試用機レビューまである 😯
なになに、MPEGデータならWMPで変換せずに直接UPに保存可能!……本当だ。できました。あうあうあう。
例の、縦横比がおかしくなる動画も適正比率で映る! WMV形式に変換しておかなくてもいいのなら、サイズが大きくてもいいかなぁとか思いつつ、他のMPEGデータを幾つか転送してみると、最近DVDレコーダーで録画したデータが再生できないことに気づきました。東芝RD-X5で録画した、DVD-VIDEO互換形式のDVD-VRデータを、TMPGEnc MPEG Editorで取り出した物。この形式のデータは、PCで再生する分には全く問題ないけど、いくつかのソフトでは、別形式へのエンコード時におかしなデータになる事を以前から経験しています。おそらく、正規のMPEG形式から少しずれているのだと思います。そのため、別形式へのエンコード時には、TMPGEnc MPEG Editorで再エンコードすることで問題を回避していましたが、定常的にそれをやるのは面倒です。再エンコードは時間が掛かりますので。
というわけで、どうせ時間が掛かるなら、WMV形式で保存しておく方がメリットが多いという結論に。でも、古い動画データでは、以前に書いた通り、UPでの再生時に縦横比が崩れる事が*2。まあ、それはそれとして、MobileHackerzさんで紹介されていたTMPGEnc MovieStyleを試してみることに。体験版をダウンロードして、インストール。WMV形式で出力する必要があるので、おすすめ通り「PDA」用の設定で横640を出力できる様にして、先ほど再生できなかったMPEGデータを変換してみる。出来たファイルをUPに転送*3。UPで再生できました! おかしなデータにもなってません。
ここではたと気づく。解像度を指定して変換しているのだったら、例の縦横比が崩れて再生されるデータも大丈夫になるかも。試した結果、大正解でした。
当方のPC環境では、変換にほぼ実時間*4かかりますが、変換したいデータを複数渡せますし、日常的に幾つも変換させたい場合は、「フォルダ監視」機能もありますので、あとは放っておけばよさそうです。
そんなわけで、正規に購入*5。PEGASYSの製品らしく、DVD-VRやDVD-VIDEOの構造も、解析して直接読み込んでくれるので、DVDレコーダーの保存メディアからの変換はすごく楽です。
変換したデータは、「トランスマネージャ」を使う事でWMPに自動的に登録される様にもできますが、マイドキュメントのマイビデオフォルダーにコピーするだけっぽいです。あくまでもコピーなので、HDDの容量を倍消費することになります。ですので、これは使わずにWMP側でフォルダーを監視させ、自動的にライブラリに追加する様に設定した方がよさそうです。
--- --- 脚注 --- -- -- -- -- -- -- - - - - - - - - -
- 言わずと知れた携帯動画変換君の中の人ですね [↩]
- そういうのはMPEGで直接扱えばいいんですけどね [↩]
- 「Video」フォルダーにコピー。このとき、Windowsが、管理がどうのこうのという警告を出すけれど、無視してみました [↩]
- 例えば、30分の動画データなら変換時間もだいたい30分前後かかる [↩]
- 文中にあるように、TMPGEnc MPEG Editorのユーザーなので、優待ダウンロード販売を利用しました [↩]
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